平成19年中越沖地震情報



 平成19年7月16日,中越沖地震が発生し,柏崎市・刈羽村を中心に多大な被害が生じた。
 上越教育大学災害支援室は,すぐに柏崎市教育委員会学校教育課と連携のもと,要請のあった小学校に学生を派遣した。
 このたびの震災に遭われた方々にお見舞いを申し上げるとともに,一日も早い復興を祈念する次第である。

(1)柏崎市内の状況

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新期砂丘堆積物上に立地した地域の被害が目立つ
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柏崎層とよばれる沖積平野に位置し,柱が少ない構造の建物に被害が大きい
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第三紀米山層火山礫岩の崩落 ガス爆発による土地の陥没
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第三紀西山層泥岩層の斜面崩壊 焼却炉の被害
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柏崎市内の小学校での抜け上がり現象
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小学校内の記念碑の倒壊 海岸付近の液状化

(2)避難所の状況

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体育館に冷気を送り込む支援車
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避難所では主に自衛隊によって浴場が設営された
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都市ガスが発達している柏崎市では,逆にパイプラインの被害が大きかった

(3)上越教育大学学生による支援活動

 小学校は例年であれば,夏休みであるが,児童が避難所生活をしていたり,保護者が住宅の片づけ,修復にあたっていたり,また,被害に遭った子ども達 の心を励ますためにも開校しているところが多く,教員の負担が大きかった。
 そこで,上越教育大学のボランティア学生が学校の支援にあたった。内容は学習支援,グループ活動,プール監視,リクレーション等であった。

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Copyrigt 2005 Fujioka lab. ,Jyoetsu University of Education,Japan